DONOSTI CUP 2026
スペイン北部、バスク地方の港町ドノスティア=サン・セバスティアン。世界各国から young footballer が集まるこの街で、「DONOSTI CUP 2026」が開催されました。
WAKATAKEからは、U16・U13の2カテゴリーが参戦。今回のメンバーは、スペインでの長期留学に挑戦している選手たちです。異国の地で言葉の壁と向き合い、日々のトレーニングに食らいつき、少しずつ自分の居場所をつくってきた選手たち。この大会は、彼らがこの1シーズンで積み上げてきたものを、そのままピッチの上に置いてくる場所でした。
出場できるのは、ほんの一握り。その事実が、この舞台の重みを物語っています。
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U16 ── 負けなしで駆け上がり、そして知った紙一重
U16は、大会前のトレーニングマッチから手応えのある入り方をしました。
リーグ戦3試合を、負けなしで突破。守備は崩れず、攻撃は形になり、チームとしての完成度は日を追うごとに上がっていきました。このまま圧倒的な強さで駆け上がっていくのではないか——ピッチの外から見ていても、そう思わせるだけの内容でした。
しかし、決勝トーナメント1回戦。
サッカーは、積み上げてきたものが必ずしも結果に直結する競技ではありません。WAKATAKEはここで大会を終えることになりました。
ただ、ひとつだけ付け加えておきたいことがあります。WAKATAKEに勝利したFPT Academyは、その後ファイナルまで勝ち上がりました。決勝の舞台に立ったチームとの差は、あの90分のなかにあったわずかな差でしかなかった。悔しさの正体が「実力不足」ではなく「紙一重」であったこと。それは、選手たちが次に向かうための、確かな手がかりになるはずです。
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U13 ── 勝てない日々の先にあったもの
U13のスタートは、決して順調ではありませんでした。
トレーニングマッチではなかなか勝ち切ることができず、結果だけを見れば苦しい立ち上がり。それでも、選手たちは試合を重ねるごとに変わっていきました。誰がどこをカバーするのか、どこでボールを奪うのか。バラバラだった11人が、ひとつの強固な組織へと形を変えていく過程が、確かにそこにありました。
大会に入ると、チームにスペイン人選手が合流した。国籍も言語も違う仲間と、同じユニフォームを着て戦う。それ自体が、この年代の選手たちにとって特別な経験でした。
そして、ここぞという場面でゴールが生まれるようになりました。苦しい時間帯を耐え、一瞬のチャンスをものにする。勝てなかった日々の積み重ねが、確実に結果へと変わり始めた瞬間です。
決勝トーナメント進出は叶いませんでしたが、下位トーナメントでは勝ち続け、セミファイナルまで到達。惜しくもそこで敗れましたが、その相手がそのまま下位トーナメントを制しています。最後まで、優勝チームと真っ向から渡り合いました。
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総括
U16は「あと一歩」を、U13は「積み上げる意味」を、それぞれ持ち帰りました。
長期留学に挑む選手たちにとって、この大会は結果を残すための場所であると同時に、自分がどこまで来られたのかを確かめる場所でもありました。1年前の自分では立てなかった舞台に立ち、1年前の自分では戦えなかった相手と戦った。その事実は、スコアボードには残りません。けれど、選手たちの身体のなかには確実に残っています。
悔しさを持ち帰れるということは、それだけ本気で戦えたということ。ドノスティで流した汗と涙は、必ず次のシーズンにつながっていきます。
また、遠く離れた地で挑戦を続けるお子様を、いつも支えていただきありがとうございます。
現地での選手たちは、想像以上にたくましく、そして楽しそうにボールを蹴っていました。うまくいかない日も、悔しくて言葉が出ない日もありました。それでも翌日には全員がグラウンドに立っている。その姿こそが、この1シーズンの成果だと感じています。
引き続き、選手たちの挑戦を見守っていただけますと幸いです。
来シーズンは、更に皆様が輝ける事を期待しております。













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