昔はネットがなかったので情報がない分、自分が歩いている道が正しいか間違ってるかがわからない中で道を歩かなければいけませんでした。
例えば昔高校生の時に引越しのアルバイトをしていて助手席に座りながらドライバーの人にナビをしろと言われた時がありました。
今でこそ車を止めて地図を見ているドライバーなんて居ませんが、昔はドライバーは各都道県の地図を持っていて自分で地図を見ながら運転しなければいけない時代でした。
高校生の自分はどの道が最短なのかを考えてドライバーの人に次の道は右です、次は左ですと指示を出すんです。
そうするとある時はその道が一方通行だったり、その道が大渋滞だったり。
当然ながら怒られます。
合ってるか間違ってるかがわからない中で指示を出さなければいけない。
もしかしたら今の時代から考えれば、一見大変な行為だと思うかもしれませんが、これが数ヶ月経つと道を覚えるんです。
地図を見なくてもあの道は混んでるから辞めておこう。この道は空いてるからこの道にしよう。
今振り返ればですが苦労すればするほど全てが自分の力になるように感じます。
今の時代でもやる前から判断して無駄だと思うこともあるでしょう。
ただ無駄なことというの繰り返しで人は成長し人に幅を持たせて人の器を大きくしてくれます。
遠回りは間違いではなく、遠回りしたことによって見えてくることや辿り着くものも多々あります。
是非皆さんも目の前のことを損得で考えずに歩んでいきましょう。
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