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子の焦りと親の焦り


年齢が上がれば上がるほど子ども自身が焦りを感じるのと共に親も同じく焦りを感じます。


そして親の焦りは子どもに伝わり、子どもによっては自分自身がサッカーを続けることで親に迷惑をかけてしまうからサッカーを辞めて別の道を選ぼうと考える選手も多々います。


要するに自分自身がやってきたことを周りからの圧によって信じることが出来ずに継続したことを辞めてしまう。


これは非常に悪循環とも言えますが、親に対して悪いと思う気持ちは日本人特有のもので、他国にいけばあまりこういうことはありません。


それは何故か。


私たち日本人というのは決められたレールを歩くことで自分自身が安心するという特有の文化があります。


周りが大学に行くから自分も大学にいこう。


大学にいけば就職活動をしなければならずその後に就職しよう。


そしてレールを外れてきた子や大人は自分自身の自信を無くした時にそのレールに戻る傾向にあります。


要するに自分の心が周りと同じようになることを求めるんです。


自分のやってきたことをどこまでも貫きやり続けることは非常に難しく、だから成功者が少ないんです。


それはどの世界でも同じです。


親の立場で最も難しいのは見守ることです。


結果が出なければ心配し口を出し、挙句の果てにはその心配が息子にプレッシャーをかけ息子の人生は思い描いたものにならなくなっていきます。


焦る気持ちはわかりますが、何に焦っているんでしょうか。


それは周りとの比較で焦っているんです。

周りが結果を出しているのに...

うちの子はダメなのだろうか...


そんな気持ちは今だけです。


心配できることは嬉しいことと思える器がないと息子に対して攻撃することになってしまいます。


大切なのは今を受け止めてポジティブな声をかけて息子を支えてあげて下さい。


結果は継続していれば必ず出ます。


ただ辞めてしまえば残るのは後悔だけです。


皆様今日も良い一日を。

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