この度弊社では、JAMON CUP2023に出場する為スペイン遠征を催行致しました。
(2023年05月29日 ~ 06月06日)
2019年より参加しており、JAMON CUP(ハモンカップ)は、スペイン・カラモチャにて開催されているスペイン国内トーナメント最高峰の大会です。出場クラブの半数を プロクラブが占めており、アジアからの出場は、WAKATAKEのみ。
今年からは、メキシコのクラブやラトビアのRIGA FC、また例年通りアトレティコマドリードやFCバルセロナ、レアルベティス、セルタデビーゴ、セビー ジャ等、数多くのプロクラブとの真剣勝負を今大会において繰り広げました。
去年同様チームWAKATAKEに加え、JP SELECTの2チーム編成で出場し両チーム予選では、セルタデビーゴ / ビジャレアル / アトレティコマドリード / レバンテUD / SDウエスカ / デポルティーボ とスペインのプロクラブと激突
、
毎度の事ながら前に速い選手が多く、止まる時間を作ること、マイボールの重要性を伝える作業からスタートしたJAMON CUP。
支配率が高く、パスの本数の多いチームに結果が伴っていないというデータもあるようですが、速いサッカーができるのはベースとして繋げる土壌があってこそだと思っています。つなぐ意識の中に芽生えるサポートの意識であったり角度の作り方であったり、遊びのパスであったり良い準備が伴って初めて、Verticalなサッカーができる。
今回は、足下にこだわる選手が多くなかった分順応が早く、やろうとする姿勢が非常に高い集団でした。
しかしながら、両チーム予選6試合vs スペインプロクラブ 何もさせて貰えない、日本では交わせるドリブル、
通るパス、奪える守備、作れる時間、全て相手に消された試合となりました。
相手ありきで(「どこがベストか」)サッカーをする必要性を再確認した大会となりました。
先日バレンシアで開催されたMOTION CUP優勝はバレンシアCF、またしても今大会優勝は
バレンシアCF ..............
カンテラのどの試合を見ても相手とサッカーをする
特にバレンシアの選手はボールを悠々と運べる選手が全員
何もすごいことをしていない。だから子どもたちは注目しませんがなぜ、あのボール運びができるのか?
運ぶ方向、ファーストタッチ、目線や身体の向き。バイタルでフェイント三昧で相手を交わすよりも
めちゃくちゃ大事な部分です。
ヨーロッパのトップリーグを見るのも良いですが、同い年くらいの子どもたちが
どんなことをしているのか?を是非見てほしいです。
今一度、必要なことの順序を再確認すべきJAMON CUPになりました。
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