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  • 執筆者の写真Teppei Takano

MIC(地中海国際フットボール大会)に今年も参加

更新日:4月24日




3回のTake’s Talkで、多くの子どもたちをスペインへ送り出すことになったきっかけがMIC(Mediterranean International Cup 地中海国際フットボール大会)だったとお伝えしました。今年もイースターの週に開催されたMICに、ワカタケとしては5チーム(日本からの参加4チーム、海外にいる選手で1チーム)出場しました。

今回、出場チーム数が一番多かったカテゴリーはU14でした。約120チームがエントリーしたU14、ワカタケチームはレアル・ソシエダに勝ちましたが、アンドラに負けてベスト16でした。ベスト16に進んだのはワカタケのいわゆる海外組です。普段は異なるチームでプレーしていて一緒にプレーはしていませんが、年に2、3回はスペイン中に散らばっている選手が集まってプレーをする機会は設けるようにしているので、今回初めて一緒にプレーしたわけではありません。

この年代は、ドバイのインターコンチネンタルカップカップのシルバートーナメント決勝でバリャドリードを破って優勝しています。なのでソシエダに勝ったのはすごいことですけれど、勝ってもおかしくないという感じでした。

日本の子どもたちは技術的にはすごく巧いんですが、スペインという地で、あの雰囲気の中での国際大会での一発勝負でいきなり勝つのは至難の業です。どんなに巧い子がきても、身体の当たりなどに躊躇してしまい、そういった意味で日本から参加した選手たちは少し差を感じたかもしれません。更に普段は日本全国バラバラの場所にいる子どもたちで、一緒にプレーするのは初めてでしたから。

特に小学生年代は開始5分でやられてしまいますが、要因のひとつは、ファウルの基準が日本とは全く違うということ。ガツンと当たられて吹っ飛ばされても、ファウルにならないのであっという間にやられてしまいます。日本の子どもたちはまず、このファウルの基準に戸惑ってしまいます。



日本の子どもたちは巧いです。ただ、その巧さが逆に足を引っ張ってしまう、技術に頼りすぎて勝負に勝てないと感じます。スペインの子どもたちは、技術的には劣っていても、サッカーを分かっているし、フィジカルの強さと空中戦がはるかに強いです。MICを観ていて、日本の子どもと海外の子どもたちの差を一番感じるのは、やはりフィジカルの強さと空中戦です。

日本人は空中戦がとにかく弱い。ほぼ練習をしていないので、エアーで勝てません。最後の力技で跳ね返すことができません。日本の人たちがよくイメージするのは、スペイン=パスサッカーでしょう。YouTubeでスペインサッカーを観ると、レアルやバルサがグラウンドを広く使って、綺麗にパスを回す綺麗なサッカーを目にしますが、それがスペインサッカーではないということを理解しないと、国際大会で勝つのは難しいかもしれません。

1部でも特に下の方の順位のチームとやれば、蹴ってくるので、それに対して蹴り返すと結局エアー勝負になります。レアルやバルサでさえ、蹴ってくるチーム相手には戸惑います。彼らは、それを自分たちのボールにしてゴールまで行きますが。

もちろん、小中高と日本で育って、Jリーグまで行きたいのなら、空中戦はそこまで必要にはなりません。でも、もし早い段階で海外へ行きたいのであれば、そういうサッカーをしなければいけないということを知らないといけませんよね。

今回ベスト16へ進んだ子どもたちはそれを理解していますし、そういう戦い方に慣れています。だから、勝ち上がることができました。実は3年連続ベスト16までいっているんです。逆に言えば、3年連続ベスト16を超えられていません。

欧州は大きくて強い選手が1部リーグにそれなりにいるので、成長が遅い日本人の子どもはフィジカル面では不利です。でも、日本人は巧さもスピードもあるので、うまくスペースをつくればチャンスはあります。




たとえば、ソシエダは頭が良くて綺麗なサッカーをするので、スペースがなかったらボールを入れてきません。だから、うちからしたら守りやすかったんです。でも、次に対戦したアンドラはストレートにバンバン蹴ってきて、中に入れて180cmが4人もいるので防ぎようがなく、難しかったですね。アンドラは結局決勝戦まで行きました。

どうしても日本人の成長の遅さなど、難しい面もありますが、それでもワカタケの海外組はすごく強くなりました。MICへ参加し始めた頃のようにボロ負けすることはありません。ベスト16の壁を何とかして超えていきたいと思っています。

ワカタケでは、MICを始めとする「国際大会遠征」のサポートを行っています。少しでも気になる方は、公式HP( https://www.wakatake.group/海外遠征プログラム )をご覧ください。

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