top of page
  • 執筆者の写真Teppei Takano

"海外で生活をするという現実"

弊社では、日本国内でのキャンプ、クリニックプログラムから海外遠征、長期留学まで、さまざまなプログラムを提供していますが、今回はドバイとスペインでのプログラムを紹介しましょう。


ドバイで行っているプログラムは、練習が午前・午後あり、サッカーに特化したものです。なぜドバイなのか聞かれることが多々ありますが、以前から、中東の位置を世界地図で見た時に、サッカーにおいてはこれから発展しそうだなというイメージがありました。その理由として経済的な部分。そして、カタール航空、エミレーツ航空という世界1、2位を争う航空会社があり、UAEが世界の中継地であることなど。


2013年に友人で元レアルのDFミチェル・サルガドがアカデミーを立ち上げたこともきっかけとなり、彼と一緒に仕事をしている形です。


2013年に彼から話を聞いて、2016年にドバイで開催された大会に初めて子どもを参加させたところ、「ドバイでもっとサッカーを学びたい」という声があり、環境を作るところから始まりました。そこから少しずつ環境を作り上げ、選手たちがドバイに長期留学するようになりました。



2016年ドバイ初遠征


中東のサッカーを取り巻く環境は大きく変化しました。今ではサウジアラビアのクラブに世界のトップ選手がいますし、カタールではW杯も開催されましたよね。


ドバイで頑張っている選手たちは、将来ヨーロッパに辿り着けるよう引き続き頑張ってほしいです。


次にスペインに目を移しましょう。2020年12月に弊社がLaLigaとアジアで唯一となる育成面の提携を結びました。今年で4年目を迎え、提携を結んだスペインのプロクラブ10チーム以上の“カンテラ”(下部組織)でシーズンを通じて選手たちは練習に参加することができます。


みんなサッカーが目的ですし、当然サッカーに力を入れていますが、一番の目的は「子どもたちが教育を通して成長すること」。だから、ただ子どもをスペインへ送るのではなく、“一番良い環境を整えること”に力を入れました。


いくらチームが強くても寮がなければダメ。近くに学校がなければダメ。“サッカー留学”というと、日本語学校やインターナショナルスクールへ通いながらサッカーをするのが一般的かもしれませんが、それでは言葉もなかなか覚えませんし、子どもの成長や苦労の面を考えても、やはり海外では、"努力"することをしないと、成長に繋がるスピードが加速しません。


そこで僕らが考えるなかでは言葉がわからなくても、子どもたちを現地の学校に入れて、日本にいるのと同じような生活を送ってもらっています。


とはいえ、公立校の枠を外国人枠で取れないと通うことができませんから、そういった環境を一から全て作って、整えたうえで、多数の子どもたちがスペインで学び、サッカーをしている形です。


もちろん、最初は言葉がわかりませんから、1、2学期は苦労します。ところが、3学期になると不思議なもので、言葉も耳で覚えてきて少しずつ話せるようになるんです。


日本から送り出す親御さんは、子どもが海外で頑張っている姿をイメージして送り出すと思います。当然、サッカーに関してはほとんどの子が頑張りますが、それ以外では集中が抜ける子がいる現実もあります。どの国にいようと日本にいる時と同じような問題が起こります。たとえば、友達と喧嘩したり、授業中寝てしまったり、学校を休んだり。


子どもが海外へ行って、帰国した時にだらしない子になっていたら親御さんは悲しいですよね。そこはこちらに責任があるので、面談したり、問題が起きたら電話してサポートしたり、時差があるなかでも行っています。夜中に学校から問題があったと電話がかかってくることもあります。なんとかして、サッカー以外にも集中できるよう、一人前にしていこうとサポートしているところです。


サッカーはいずれやめるので、社会に出てからもしっかりと生きて行けるようにいろいろなことを伝えていますし、そこに注力しているのが僕らの特徴と言えるかもしれませんね。まだまだ至らないところはありますが、それも含めて子供たちと成長していきたいですよね!



La Liga チーム初提携 アルコルコン

閲覧数:466回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page