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  • 執筆者の写真Teppei Takano

好きなことをする中で、失敗をしてこそ見つけられる夢



これまではドバイやスペインでのプログラムについてお話させてもらいましたが、今回は日本サッカー協会が、さまざまな競技の現役選手/OB/OGを“夢先生”として学校に派遣する「こころのプロジェクト」で“夢先生”をやらせてもらった際の話を紹介します。


2015年からコロナ禍前まで、頻繁に全国の学校で“夢先生”をやらせてもらい、去年の12月にまた復帰させてもらいました。


毎回夢先生では、授業が始まってすぐ、子どもたちに「夢がある人、やりたいことがある人?」と聞くと、ちょこちょこしか手が挙がりませんが、1時間話をして、魂を注入して、最後に同じ質問をするとほぼ全員が手を挙げてくれます。


僕がどんな話をするかと言うと、一般的に“夢先生”というと、「夢を持ちましょう」「夢を与えましょう」と、夢を持つことの大切さばかりを伝えるとイメージするかもしれません。でも、いくら大人が「夢を持つことは大切です」といっても、夢を持てるわけではありません。子どもたちにはそれぞれタイミングがあって、出会いがあって、環境が変わる中でやりたいことが見つかるので、大人が焦らせることも、子どもたちに押し付けることも意味がないと思っています。


結局、夢を持つことというのは、自分の好きなことをやっている中で、失敗をしないと夢には近づかないものだとも思っています。だから、失敗は誰もがすることだし、失敗することは悪いことではない、必要な経験だと子どもたちには伝えています。それに、「人生は一回きりなので、後悔しないように!」といくら周りが言っても、絶対後悔をするようなことは起こるはずです。それであれば、その後悔をどれだけ少なくするかが大事です。


日本は同調圧力、同調行動がよいとされる国ですが、周りとの関係性を気にし過ぎて、「友だちが言っているから」と、周りの意見に左右されない、“他人との比較”に溺れないように生きていきましょうという話もします。学校では先生がスポットライトを当ててくれるかもしれませんが、社会では自分から発言して、自分から目立たない限りは誰も見てくれないし、助けてくれないからです。


厳しいかもしれませんが、そのことを早い段階で分からないと、子どもたちは敷かれたレールの上を歩き、受験という目標にがんばって、受験が終わったらそのあとは緩むというのが日本の教育というかシステムというか。

要するに点に向かって努力し、その点を獲得すると次の点までの線は非常に緩いものになり、また点が近づくと努力する。でもそれだと社会に出たときに苦労したり、目的を失ったりするので、大事なのは継続した努力の中で失敗を恐れず、勇気を持って行動、挑戦することが大切です。







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